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お盆と家族

 

 

お盆が終わった頃からでしょうか、京都にも少しだけ涼しい日々がやって来て、ようやく何かする気が起こってきました。

 

私の父方の家族は岐阜県美濃市というところに祖父の生家と先祖の墓があり、お盆は親戚みんなでそこに集まって過ごします。サマーウォーズに出てきそうなものすごい田舎で(最寄りのコンビニまで車で15分ほど)、お父さんたちはトドのように寝そべってテレビを見たりそのまま昼寝したりしていて、お母さんたちはほぼ一日中あれこれ家事に追われています。子どもたちは宿題をしたり川に泳ぎに行ったりします。食事も絶対、ミートスパゲティー、カレーライス、鮭のたっぷり入ったちらし寿司、天ぷら、餃子、バーベキュー、喫茶店のモーニングのどれか。父が小学生の頃からそんな感じだそうです。変わらないのって不思議ですね。

この美濃の家では、どれだけ忙しくても家事は女の子しかしません。食事の準備(十数人いるので結構大掛かりなのです)で手が足りなくても、私の弟は呼ばれずに、その下の妹が呼ばれる。弟にお代わりを頼まれて私が「セルフでどうぞ」というと窘められる。私は、昔の日本の家庭はこんなだったのかなあ、女だったら苛々しそうだなあ、と思いつつ、短期間だったし宿題もないので呑気に家事をこなしていました。でもこれ毎日だったら本当に苛々しそうです。それともいろいろと諦めがついて従順になるのでしょうか、想像もつかないですが。

 

お盆の最後には一晩だけ母方の祖父母の家に泊まりました。近所に住んでいる叔母さんが百貨店に連れて行ってくれて、ふたりであれこれ買い物をしました。この叔母さんはいわゆる独身貴族で、いつもお洒落しています。可愛い人です。小さい頃から憧れています。ふたりであちこちお店を見て、お洋服や靴を買って、私はもちろん楽しかったのですが、叔母さんもめちゃくちゃ楽しそうだったので驚きました。帰り際、叔母さんは「娘と買い物に行くとこんな感じなのかしら。」と言っていたけど、私は母と買い物に行ってあんな雰囲気になったことはないし、たぶん百貨店で母娘の楽しい買い物なんて幻想なんじゃないかなと思います。お財布事情とかついつい考えてしまいそうだし、ね。

 

お盆や正月の短い間を他の家族と過ごすと、いろいろ見えてきておもしろいですね。友だちとは家族の話なんてほとんどしないので、どんな家族なのかが見えるのって親戚ならではだなあと思います。

 

夏休み入って以来10日くらいずっと家でじっとしていたので、ようやく外に出てゆく気が起きてきました。夏休み後半はあちこち遊びに行こうと思います。とりあえずは、8月の終わりから沖縄、三重、東京を訪れる予定です。

 

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